注目キーワード
  1. Kep1er
  2. Billlie
  3. NMIXX
  4. ルセラフィム
  5. IVE
KPOPに関する様々な情報を翻訳・解説・図解するKPOP専門情報サイト「KPOPFREAK」!

NU’EST、実質的解散…レン、アロン、JRの契約終了。ミニョンとベクホは契約延長へ

Pledisエンターテインメントは2月28日、Weverseや公式ファンコミュニティなどを通じてむ「NU’ESTの専属契約が3月14日で終了する」と発表。

JR、アロン、レンは契約の延長はせずに退社。ベクホ、ミニョンは再契約することが決定。

また、3月にカムバックすることを発表。最後のアルバム活動を行い、NU’ESTとしてのすべての活動を終えると伝えた。

PLEDIS側は「解散はしていない」という発表をしているが、公式コメントに「3月に発売されるアルバムを最後に、メンバーたちはPledisエンターテイメント所属のNU’ESTとして、当社との正式な活動を終えます。」とあるため、事実上解散なのは間違いないだろう。

PLEDISからではない事務所からなら全員でカムバックできる、という意味だろうか…

ちなみにPLEDISは「After School」「PRISTIN」を事実上解散や飼い殺し状態で放置しその後解散などアーティストはただの商品としか思っていない会社である。

NU’ESTの10年間を振り返る

2012年3月にデビューした韓国の5人組グループNU’EST。

JR、ミニョン、ベクホの3人がスカウト(ミニョンとベクホはスカウト後にオーディションを受け合格)、レンがオーディション会場でのスカウト、アロンが「PLEDIS USA Personal Audition」で優勝し、その他の練習生とともに「PLEDIS BOYS」として同じ事務所の先輩であるAFTERSCHOOLなどの楽曲やMV、ステージに参加し露出を増やしていった。

2009年から練習を積み、満を持して2012年3月にシングル「Face」でデビュー。

2012年はBAP、BTOBやEXO、VIXXなど人気アイドルが次々とデビューしていった戦国時代だったため、SEVENTEEN、PRISTIN、I.O.Iなど人気グループが所属していたPLEDISエンターテイメントからのデビューなのに人気は得られなかった。

2013年11月ごろ、中国人メンバーJASONが加わり、6人でNU’EST-Mという中国メインで活動するグループを結成。しかし、ほとんどこのころの活動記録は残されていない…なんだったの

さらに韓国で人気が固まっていない中日本での活動ばかりしていたため、本国人気が低下しCDが売れなくなっていった。

日本での活動はとても多方面に露出していて、映画「知らない、ふたり」(2016年)出演(レン主演)や日本オリジナル楽曲によるシングルアルバムをリリースしたりと力を入れていた。また、大学の学園祭に出演することもあり、今でこそチケットを購入しないと見に行けない存在のNU’ESTを学祭に足を踏み入れれば見に行けてしまう存在だったのだ。

メンバー全員が日本語をネイティブ並みに話す上、ボケやツッコミまでできるほど使いこなす。

当たり前のように日本向けコンテンツではメンバー同士の話し合いを日本語でこなすし、司会進行で日本語が得意なメンバーがイヤモニが故障し慌てていると別のメンバーがさらっと日本語で進行するほどだ。

「JRのJR山手線の旅」という謎企画、全部流暢すぎる日本語で会話していて内容も面白いためこの機会に見ていただきたい(しかも公式YouTube)

日本のコンサートでも積極的に日本の歌をカバーしていた。

普通に考えればここまで流暢にこなせるのは並々ならぬ努力のおかげである。特に日本人がいるグループでもないし、事務所に日本人がいない。アロンに関しては韓国語を勉強する途中だった。

しかし、先述の通り努力は報われず赤字は続く一方。

メンバーが「実績が良くなく、赤字だったのに会社に次のアルバムを出して欲しいと要求できなかった」「終わりが見えると思った。NU’ESTが解体する日まであまり残っていないと考えている」「後輩のセブンティーンみたいになりたい」とインタビューで答えるほどだったそう。

6年目アイドルとしてメンバー四人(アロンは足を怪我していたため参加しなかった)が「Produce101」に参加。全員の実力や顔、人柄が愛され、莫大な人気を得た。

4人全員がファイナルに進出し、メンバーのミニョンは最終順位9位で「WANNAONE」としてデビュー。番組終了後、NU’ESTの楽曲が各種音源チャートやCDランキングを斡旋。ついにはアルバムが品切れになるぐらいの熱狂的な人気ぶりだった。

ミニョンがWANNAONEとして活動中も、NU’EST Wとして四人で活動は続けていた。

NU’EST Wでも特に「Dejavu」はとても良い曲だったと思っている。(実際GAONチャートで一位になるほどアルバムは売れた、MVの再生回数は少ないの何故)

2019年に全員が再契約し、WANNAONE解散後の3月にミニョンがグループ活動に合流しカムバック。

合流後初のカムバック

合流後初のカムバックは、タイトル曲「BET BET」が4冠を達成する好成績。

直後に行われたコンサートは、3日間のコンサートで3万6千席、全席完売した。

涙が止まらないコンサート映像

飼い殺しでおなじみのプレディスだが、7年目以降の活動としてはカムバックでは毎回一位を獲得し、コンサートやドラマ出演、ブランド広告モデルなど様々だった。

「第33回ゴールデンディスク賞 – 音盤部門 本賞」や「第29回ソウル歌謡大賞 – 本賞」なども受賞した。

そして2022年、デビュー10周年を迎えた。

最後のリリース曲「また、春」

 

KPOPアイドルとして第一契約更新の七年を満了したうえ、全員で再契約したのは前例としては多くない。あの少女時代ですらやめるメンバーがいたり、ヨジャチング・2NE1も解散に至った。

そんな中、アイドルを大切にしないプレディスで10年も活動し続けてくれたことは本当に称えるべきことなのだ。

10年アイドルとしての活動、本当にたくさんの苦難があった中続けてきてくれてありがとう。お疲れさまでした。

メンバー全員が、新たな道で輝くことを願っています。

【Pledisエンターテインメント 公式コメント全文】

こんにちは、Pledisエンターテイメントです。

10年間、NU’ESTを愛していただき、いつも変わらず応援してくださったファンの皆さんに感謝いたします。 NU’ESTの専属契約が、3月14日に終了します。

当社はNU’ESTとメンバー個人の未来について、長い間メンバーたちと共に悩み、話を交わしました。 グループとメンバーの両方に最善の方向は何であるか、どうすればより良い姿をお見せできるか、長い時間協議しました。 JR、アロン、レンは熟考の末に当社を離れ、新たに出発することにしました。

ベクホ、ミンヒョンは当社と再契約を締結します。

全員が共に悩み、協議した末に下した決定であるだけに、当社はすべてのメンバーの選択を尊重し、応援します。 NU’ESTは、Pledisエンターテイメントの最初のボーイズグループであり、当社にとっても意味があり大切なグループです。

デビュー以来、スタイリッシュな音楽やパフォーマンス、挑戦を恐れない姿勢で劇的なドラマを作り、大きく愛されてきました。

当社は10年間、一生懸命頑張ってくれたJR、アロン、ベクホ、ミンヒョン、レンに心から感謝を伝えます。 3月に発売されるアルバムを最後に、メンバーたちはPledisエンターテイメント所属のNU’ESTとして、当社との正式な活動を終えます。

当社はメンバーたちの新たな飛躍と成長を祈り、今後広がる明るい未来を心から応援します。 NU’ESTの隣にいつも一緒にいてくださったL.O.Λ.Eの皆さんにも、感謝いたします。

今後も様々な分野で新たな挑戦を始めるメンバーに、惜しみない励ましと愛を送っていただきますようお願いいたします。

ありがとうございます。

最新情報をチェックしよう!
>K-Popフリーク Youtube

K-Popフリーク Youtube

是非 チャンネル登録、いいね お願いします!!